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MIKAMI STANDARD

三上工作所のものづくりを
裏付ける

船舶家具由来であり、過去には海外の要人の家具も手がけた三上工作所の技術力。高品質な家具をつくるためには、1つひとつの工程を全て高い基準で満たす必要があります。三上工作所の職人たちが日々当たり前に行っている、ハイクラスな基準が「MIKAMI STANDARD」です。

三上工作所の制作の流れ

三上工作所がうつくしい家具を
つくれる理由。
船舶家具の技術とうつくしさを紡ぎ、神戸洋家具を手掛けてきた三上工作所。その特徴は制作だけを請け負うのではなく、お客様とのヒアリングをはじめ、家具を設置するまでに関わる一人ひとりが誇りを持って、まじめに向き合っているからです。
三上工作所の制作の流れ
ヒアリング
お客様がどのような家具をどのような場所へ設置されるのかご要望をお聞きします。具体的なイメージだけではなく、想いや未来の話も伺い、また実際に使用する材料を見ながら現場検証を行い、家具を通して想像を超える空間を⽬指します。
現場検証

できる限りヒアリングの段階で、現場検証を行っています。実際の設置場所を確認することで、家具の機能性を高め、仕上がりをよりうつくしくするために必要な工程です。

試作品制作

イメージが掴みにくい仕様に関して、部分的な試作品を制作してみていただきます。職⼈が実際につくれるかどうかの検証と、お客様との認識合わせを⾏うためです。

モックアップ→試作品
提案
ヒアリングや現場検証を⾏い、また事前につくったモックアップを⾒て話したり、素材のサンプルを確認したり。お客様と⽬線がしっかり合う状態を作り、本当に必要なご提案を⾏います。
2回⽬の現場検証

提案がまとまってきた段階で、2回目の現場検証を実施。ここでは家具の細かいサイズ感の最終確認や搬入するときの方法を確認します。例えば搬入に関しては通路が狭い場合、家具や部材をいくつかのパーツに分けて持っていく必要があります。分割すると継ぎ目が見えてしまうので、制作段階で工夫して美しく見えるようにするのです。また現場でどのような道具や作業が必要かも併せて確認し、図面だけではなく搬入までを見越した制作を行うのが三上工作所の特長です。

制作
三上⼯作所の⼯場(こうば)で、家具の制作、検査・検品を⼀気通貫で⾏っています。
⾃社検査

社内で家具の検査を実施。職人の目線だけでなく、お客様と接している担当者も検査に立ち合います。使用するシーンに対してベストな機能性を持たせているか、細部の仕上がりは完璧か、搬入時にうつくしさを保ったまま現地に納めることがきできるのか。さまざまな目線からこれらをクリアすることで、高品質な家具をお届けすることができます。

検品

ご要望があれば、お客様も検品工程に立ち会っていただくことができます。実際に完成直前のものをご覧いただき、納品前にご確認いただけます。

設置
設置は家具制作において非常に重要です。家具の設置空間・導線・周辺の環境を綿密にシミュレーションし、どのような状態がベストに見えるのかにこだわっています。搬入設置時には家具を手がけた職人が責任を持って作業を行います。
アフターフォロー
長年に渡りご使用いただけるよう、塗装直し、布地の張り替えなど色々とアドバイスさせていただきます。

三上工作所の家具制作のこだわり

9つの品質管理基準
職人に求めることは「MIKAMI STANDARD」をベースとした技術力はもちろん、
1つひとつの工程に真摯に向き合う姿勢です。

⽊材の強度とうつくしさを⾒抜く。

木取り
高品質な家具づくりは、木材選びからはじまります。「木取り工(きどりこう)」と呼ばれる専門の職人が、家具の耐久性を決める強度と適切なコストを両立するために、無駄なく、かつどこから見ても木目の通った位置取りを行います。木取り工には、強度とうつくしさを見抜く選考眼が必要です。

継ぎ⽬が⾒えない⼯夫を施す。

組み方
壁面家具や大型家具などは、通常、制作上や搬入先の状況によって、いくつかのパーツに分けて制作するので継ぎ目が見えてしまいます。しかし三上工作所の家具は、一体成形のうつくしさを実現するため「組み方」にこだわっているのです。例えば、2枚の板を合わせたときに1枚の板のように見えるよう現場で加工したり、さまざまな工夫を施しています。もちろん、長く使い続けるための強度も忘れていません。

無駄な重なりや影を⽣まない。

細部
家具は、あらゆる板や面状の部材が重なり合って構成されています。垂直や水平方向に重なり合った時に1mmにも満たない無駄な重なりや影が生まれてしまい、うつくしさに影響を与えかねません。「神は細部に宿る」という言葉の通り、木口と呼ばれる板の端部や細部の仕上げにこだわるのが、三上工作所の「細部」です。

何⼗年も存在できる強度を⽣む。

芯材
三上工作所の家具は重いと言われることもあります。それは、家具の構造上見えない所まで妥協を許さないからです。構造体は板の中に隠れ、完成すると見えません。その構造体をしっかりと組み上げる時に船舶家具をつくっていた時の「芯材」を駆使します。揺れる船の上でも強度を保ち続ける構造を実現するので、何十年も変わらず空間に存在し続けることが可能です。

木の性格を知る。

プレス加工
木材は自然のものなので、木材が呼吸し、環境が変わると伸び縮みします。垂直・水平を保ちつくった家具を設置後、時間が経過し扉が開きにくくなったり、棚板が浮いてしまったりといったトラブルを生み出すことも。だからこそ、板材を制作する際に必要な材料・接着剤・プレス法などを試行錯誤し、できる限り長い時間堅牢度を保てる家具をつくっています。

⾒えない部分の、未来を⾒据える。

留め方
部材を留め合わせると言ってもさまざまな方法が存在します。三上工作所の家具は耐久性を最大限考慮しホゾ組みをしたり、ビスを使用するといった作業を行います。留める部材に対して3倍の長さのビスを使用するなど、「留め方」にこだわる独自の基準を設け、隠れて見えなくなる部分を考えるからこそ、何十年先も使っていただくことが可能です。

うつくしさに差をつける。

貼り方
1枚の板は上下・左右・前後の計6面で構成されています。その板の特徴づける木目をどの面から貼り付けるかによって、うつくしさに差が生まれるのです。三上工作所がこだわる「貼り方」は人の視線を計算し、どの面から貼ると一番うつくしく仕上がるのかを計算し尽されています。

視線の⽅向性を計算し、75度に削る。

面取り
仕上がった板の角をよく見ると、「面取り」と呼ばれる角削り加工を施しています。一般的には角に対して45度が多いのですが、三上工作所の家具は視線の方向性を計算し、角を75度に面取りしています。75°は、極限まで角をシャープに美しく見せるため。削る角度1つでうつくしさも変わります。

船舶由来の職人技でつくり上げる。

曲面
曲面の制作は難しいのですが、現在のコンピューター工作機械を活用すれば制作は可能です。しかし、数字では表せない“やさしさのある曲面”は平面状での計算だけではできません。職人の手によって実物模型を試行錯誤して作り上げ、微妙な曲面を手の感覚でつくり上げます。このような仕事は代々受け継がれ、船舶家具をつくってきたルーツを持つ三上工作所だからこそできる技術です。